masaの食レポ⑰
2008年 08月 03日
食レポを書くのがご無沙汰になってしまった。
本当は前回のトレッキングの時に食レポを書こうと思っていたんだけど、あまりの恐怖体験だった為、その体験が新鮮なうちに書いておこうと食レポを後回しにしてしまった。
今回はかなり前にさかのぼってしまうんだけど中国の珠海からベトナムまで一気に、しかも、かなり端折って書こうと思います。あしからず。
マカオも中国なんだけど、なぜか国境がある。
そんな国境を越えて珠海市に入った我々は、街がきれいで明るく、人々もやさしかったので、すっかり気に入ってしまった。
しかし、食べ物がいまいちなのだ。
やはり本場中国といえど地方の小都市だとこんなものなのか、と落胆しかけた3日目位にやっと満足できる店が見つかった。
灯台もと暗し、のごとく泊まっていたホテルのすぐ裏手に良い店があった。
国境を出てまっすぐ広場を抜け道を渡ったら右手にホテルがあるのだが、その裏のあたりが市場になっている。その市場の建物の3階に按摩とその料理屋が入っている。
かなりの人気店らしくひっきりなしに人が店に入っていく。
店に入って注文しようとメニューを見てもなんだかさっぱり解らない。
しかも日本人がめずらしいみたいで従業員がはしゃいじゃったりしている。
とりあえずお勧めはなんですか? と聞くと(筆談で)、店のマネジャーらしき人が選んでくれました。
まずはこの店の名物料理らしい鳥料理から。
結構な美味しさでむしゃぶりついて食べました。
次はエビの塩ゆで、生け簀で生きているエビを調理するのでまずい訳がない。
バランスも考えてくれたのか、青菜炒め。
メインディッシュは焼いた魚の頭とにんにく、生姜を土鍋で蒸し焼きにした一品。
にんにくの香りがふんわりと魚に染みつき生姜で臭みをけし、火の通り加減も言うことなしでネギや香草が良いアクセントになっている。
これほどの一品はなかなかお目にかかれない。
次は、食は広州にあり。
余談だが、広州では二人とも調子を悪くしてしまい結構大変でした。
体調を良くしようと少し奮発して泊まったホテルは一応4つ星。
しかし体調の悪い我々には問題ありのホテルであった。
Yatziは風邪で寝込み、俺は極度の下痢でトイレから離れられずといった感じである。
このホテルの部屋は広くてきれいなのだが、蚊がすごいのである。
十数匹殺しても飛びまくっている。
蚊取り線香とベープマットをしても飛びまくっているのでクーラーを全開にして蚊を弱らせることにした。
当然部屋は冬のように冷え切っている。
風邪にも下痢にも良くないのは火を見るより明らかであろう。
この部屋で3日過ごしたのだが当然体調は回復しなかった。
調子が悪くても何かは食べなければならないのでお粥と中華麺が中心になった。
しかし、それだけでは余りにも味気ないので一度だけ踏ん張って雰囲気がよさそうなレストランに行ってみた。
中国では欧米人をあまり見かけないが、そのレストランにはかなりの欧米人がいたので結構良い店なのだろうか。
店に入るといろんな食材が所狭しと並べられている。
海鮮ものは当たり前にそろっているが目を見張ったのがワニである。
体長50センチ位だろうか、とても持ち合わせ以内では足りそうもないので当然パス。
選んだ食材は子持ちの蟹、牡蠣、フカヒレでその他に焼きそばと紹興酒を注文。
蟹は少し蒸しすぎであったがフカヒレはとろみのある金色のスープで煮込んであり何ともいえず旨かった。
あと焼きそばは今まで食べた中で一番の味であったが、すでに腹が一杯だったので持ち帰ることにした。
帰り道の途中、花売りの子供にひったくられそうになったけど、これだけは譲れんと死守。
これが噂の職業物乞い&ひったくり集団か。
普通に働いてる人より何倍も稼ぐらしい。
かわいい顔して恐ろしい奴らだ。
振り返ると親玉のおっさんが子供たちに指示を出していた。
話は変わるが中国のレストランで食事ものは一皿2~3人前位あるので、一人一皿注文してしまうととんでもない量になってしまう。
まだ慣れないうちは二人で汁そばとチャーハン、他に単品ひと皿なんか注文して食べきれずに、手つかずのチャーハンを持ち帰りすることが多々あった。
ちなみに町中の定食屋やそば屋は一人前ずつ出てくる。
広州の後は玉林、欽州、東興と周ったけど大した食べ物がなかったので、飛ばしてベトナムに突入!
ベトナムはモンカイ、バイチャイ、ハノイ、サパと周った。
首都ハノイは洋食の店が数多くあって値段も安いうえにかなり旨い。
我々も洋食の店は二日に一回ペースで行ったと思う。
しかし、旨かったな~と印象に残るのはやはりベトナム料理のフォーとブン・チャー。
どっちも麺類だけど基本的にフォーは朝食べるものでブン・チャーは昼食べるものらしい。
フォーは一日中店が出ているがブン・チャーは本当に昼時しか食べられないので昼過ぎに起きたりするとその日は食べられないのである。
美味しかった店のフォーは撮りっぱぐれてしまったので代わりに屋台のフォー。
ブンはつけ麺の汁の中に炭焼きのつくねと肉が入る。好みで付け合わせの葉っぱを入れる。
いまベトナムでは急激に物価が上がっている。
去年まではフォーが5000ドン位だったらしいが今では20000~25000ドン位(150~200円位)に跳ね上がっている。
最初はボラれたと思っていたけど周りのベトナム人も同じ値段を出していたので正規の値段だと気がついた。
ベトナムに行ったら何はともあれコーヒーを飲んでもらいたい。
店によって出し方は違うけど基本的にはコンデンスミルクが入っている。
濃いめのコーヒーで香り良し味良しで値段も一杯一万ドン(70円位)と安いので一日2~3杯は飲んだだろう。
旅をしていれば何度かボラれることもある。
ハノイでタクシーに乗った時にボラれてしまった。
せいぜい一キロちょっとの距離で1000円も取られてしまった。
改造メーターの悪徳タクシーだ。
ベトナムでは鉄道の駅やバスターミナルで声をかけてくるタクシーは怪しいので少し離れた場所から流しのタクシーを捕まえることをお勧めする。
ベトナムでは少しでも気を緩めるとボラれるので常に注意が必要だ。
ただでさえ暑くて疲れるのに余計疲れる。
本当はサイゴンに行きたかったけど次はラオスに行くことにした。
本当は前回のトレッキングの時に食レポを書こうと思っていたんだけど、あまりの恐怖体験だった為、その体験が新鮮なうちに書いておこうと食レポを後回しにしてしまった。
今回はかなり前にさかのぼってしまうんだけど中国の珠海からベトナムまで一気に、しかも、かなり端折って書こうと思います。あしからず。
マカオも中国なんだけど、なぜか国境がある。
そんな国境を越えて珠海市に入った我々は、街がきれいで明るく、人々もやさしかったので、すっかり気に入ってしまった。
しかし、食べ物がいまいちなのだ。
やはり本場中国といえど地方の小都市だとこんなものなのか、と落胆しかけた3日目位にやっと満足できる店が見つかった。
灯台もと暗し、のごとく泊まっていたホテルのすぐ裏手に良い店があった。
国境を出てまっすぐ広場を抜け道を渡ったら右手にホテルがあるのだが、その裏のあたりが市場になっている。その市場の建物の3階に按摩とその料理屋が入っている。
かなりの人気店らしくひっきりなしに人が店に入っていく。
店に入って注文しようとメニューを見てもなんだかさっぱり解らない。
しかも日本人がめずらしいみたいで従業員がはしゃいじゃったりしている。
とりあえずお勧めはなんですか? と聞くと(筆談で)、店のマネジャーらしき人が選んでくれました。
まずはこの店の名物料理らしい鳥料理から。
結構な美味しさでむしゃぶりついて食べました。
次はエビの塩ゆで、生け簀で生きているエビを調理するのでまずい訳がない。
バランスも考えてくれたのか、青菜炒め。
メインディッシュは焼いた魚の頭とにんにく、生姜を土鍋で蒸し焼きにした一品。
これほどの一品はなかなかお目にかかれない。
次は、食は広州にあり。
余談だが、広州では二人とも調子を悪くしてしまい結構大変でした。
体調を良くしようと少し奮発して泊まったホテルは一応4つ星。
しかし体調の悪い我々には問題ありのホテルであった。
Yatziは風邪で寝込み、俺は極度の下痢でトイレから離れられずといった感じである。
このホテルの部屋は広くてきれいなのだが、蚊がすごいのである。
十数匹殺しても飛びまくっている。
蚊取り線香とベープマットをしても飛びまくっているのでクーラーを全開にして蚊を弱らせることにした。
当然部屋は冬のように冷え切っている。
風邪にも下痢にも良くないのは火を見るより明らかであろう。
この部屋で3日過ごしたのだが当然体調は回復しなかった。
調子が悪くても何かは食べなければならないのでお粥と中華麺が中心になった。
しかし、それだけでは余りにも味気ないので一度だけ踏ん張って雰囲気がよさそうなレストランに行ってみた。
中国では欧米人をあまり見かけないが、そのレストランにはかなりの欧米人がいたので結構良い店なのだろうか。
店に入るといろんな食材が所狭しと並べられている。
海鮮ものは当たり前にそろっているが目を見張ったのがワニである。
体長50センチ位だろうか、とても持ち合わせ以内では足りそうもないので当然パス。
選んだ食材は子持ちの蟹、牡蠣、フカヒレでその他に焼きそばと紹興酒を注文。
蟹は少し蒸しすぎであったがフカヒレはとろみのある金色のスープで煮込んであり何ともいえず旨かった。
帰り道の途中、花売りの子供にひったくられそうになったけど、これだけは譲れんと死守。
これが噂の職業物乞い&ひったくり集団か。
普通に働いてる人より何倍も稼ぐらしい。
かわいい顔して恐ろしい奴らだ。
振り返ると親玉のおっさんが子供たちに指示を出していた。
話は変わるが中国のレストランで食事ものは一皿2~3人前位あるので、一人一皿注文してしまうととんでもない量になってしまう。
まだ慣れないうちは二人で汁そばとチャーハン、他に単品ひと皿なんか注文して食べきれずに、手つかずのチャーハンを持ち帰りすることが多々あった。
ちなみに町中の定食屋やそば屋は一人前ずつ出てくる。
広州の後は玉林、欽州、東興と周ったけど大した食べ物がなかったので、飛ばしてベトナムに突入!
ベトナムはモンカイ、バイチャイ、ハノイ、サパと周った。
首都ハノイは洋食の店が数多くあって値段も安いうえにかなり旨い。
我々も洋食の店は二日に一回ペースで行ったと思う。
しかし、旨かったな~と印象に残るのはやはりベトナム料理のフォーとブン・チャー。
どっちも麺類だけど基本的にフォーは朝食べるものでブン・チャーは昼食べるものらしい。
フォーは一日中店が出ているがブン・チャーは本当に昼時しか食べられないので昼過ぎに起きたりするとその日は食べられないのである。
美味しかった店のフォーは撮りっぱぐれてしまったので代わりに屋台のフォー。
いまベトナムでは急激に物価が上がっている。
去年まではフォーが5000ドン位だったらしいが今では20000~25000ドン位(150~200円位)に跳ね上がっている。
最初はボラれたと思っていたけど周りのベトナム人も同じ値段を出していたので正規の値段だと気がついた。
ベトナムに行ったら何はともあれコーヒーを飲んでもらいたい。
店によって出し方は違うけど基本的にはコンデンスミルクが入っている。
濃いめのコーヒーで香り良し味良しで値段も一杯一万ドン(70円位)と安いので一日2~3杯は飲んだだろう。
旅をしていれば何度かボラれることもある。
ハノイでタクシーに乗った時にボラれてしまった。
せいぜい一キロちょっとの距離で1000円も取られてしまった。
改造メーターの悪徳タクシーだ。
ベトナムでは鉄道の駅やバスターミナルで声をかけてくるタクシーは怪しいので少し離れた場所から流しのタクシーを捕まえることをお勧めする。
ベトナムでは少しでも気を緩めるとボラれるので常に注意が必要だ。
ただでさえ暑くて疲れるのに余計疲れる。
本当はサイゴンに行きたかったけど次はラオスに行くことにした。
by yatzi | 2008-08-03 15:28 | ベトナム